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2007.07.04 Wednesday  | - | - | 

冷たい校舎の時は止まる  辻村深月 講談社 (chiekoa)

4061823752冷たい校舎の時は止まる (上)
辻村 深月
講談社 2004-06-08

4061823787冷たい校舎の時は止まる (中)
辻村 深月
講談社 2004-07-06

4061823825冷たい校舎の時は止まる (下)
辻村 深月
講談社 2004-08-06

ある雪の日、学校に閉じ込められた男女8人の高校生。どうしても開かない玄関の扉、そして他には誰も登校してこない、時が止まった校舎。不可解な現象の謎を追ううちに彼らは2ヵ月前に起きた学園祭での自殺事件を思い出す。しかし8人は死んだ級友の名前が思い出せない。死んだのは誰なのか…。

これは…素晴らしい!これがデビュー作??恐ろしすぎます…。文章も、構成も、素晴らしかった。うん。第二の恩田陸?!くらいに思いました。(←私的にはかなりの誉め言葉です!)。

登場人物の数が多いので、最初のうちはちょっと苦労したのですが、その書き分けというかキャラ付けが見事なので、なじんでくると何の問題もありませんでした。それぞれが、それぞれに抱える心の闇。高校生くらいの頃の、人と人の関係のあの息苦しさと切なさと。…胸にぐっと来ました。それをこれだけの人数かき分けるなんて!すごい。素直に驚嘆しました。まぁ私はこんなステキかつ繊細な高校生ではなかったのですけれどね…。(私の周りにもきっといなかった(笑))。

そしてこのストーリーと、ラストに明かされる事実。すべてがぴしっと一本の糸につながったような快感…。あぁ、そうだったんだ!と目からウロコでした。読みながら全然真相がわかんなかったんです。私。長かったけど、最後まで一気に読ませます。そういえば私もこういう風に気の会う仲間たちと特殊な状況に置かれたら…って想像(妄想?)、結構したなぁ。それでわくわくしたなぁって、思い出しました。でも小学生くらいの頃ですけど…。

なんかすごく映像向け?な感じもしました。絵になりそうだなぁ。

個人的に…唯一難を言えば、主要登場人物の名前が「辻村深月」なことでしょうか。なんかしょっぱなから「えー?」と思ってしまって、そこが興ざめでした。なんでこうしたのかなぁ。気恥ずかしくないのかしら…。私だったらできない。絶対できない。よくわかりませんが。そんなものですか?

いや、でも名作だと思います。ほんとうに素晴らしかった!これからが楽しみで楽しみで仕方ありません。
2006.05.02 Tuesday 13:59 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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2007.07.04 Wednesday 13:59 | - | - |